土壌水分計は自作できる?

簡易的な土壌水分計であれば、自作することも可能です。趣味の家庭菜園や観葉植物などを育てるのであれば、その役割を十分に果たすことができるでしょう。しかし、自分で作るためには、それなりの知識と予算が必要になります。 場合によっては安価な土壌水分計を購入してしまったほうが安上がりになるかもしれません。まずは、どちらがより低い予算で手に入れることができるのか確かめてから、自作に取り掛かることをおすすめします。

水分を計測する仕組みを理解する

自分で作ってみようと思うのであれば、まずはどのような仕組みで土の中の水分量を測ることができるのか理解する必要があります。土壌水分計の作り方を調べてみると、電極を土の中に2本差し込んでその間に電流を流し、抵抗値を計測することによって土壌の水分量を求めるという、電気抵抗値を調べる方法を用いていることが分かるでしょう。 水は電気を通すということは誰もが知っていることでしょう。そこで、土の中の水分量が少なく乾いている状態であれば電流が流れにくいため抵抗値が高くなり、反対に土の中の水分量が豊富にある状態であれば電流が流れやすくなり、抵抗値が低くなることで土の中の水分量を知ることができます。ただし、継続して計測を行い、比較をすることでしかその変化を認めることはできないでしょう。

自作するにあたって必要なもの

仕組みを理解できたのならば、ある程度必要になるものも理解できるでしょう。自分で作るため、最低限のものがあれば後は自由な発想で設計することができます。最低限必要になるものは、土壌に差し込んで電流を流すための2本の金属の棒状のものと、電流の抵抗値を計測するためのテスター機器があれば簡単に数値を計測できます。どのような条件でどのような数値が出るのか自分でデータを取り、装置がうまく作動しているのか確かめる必要があります。 この他にも土壌の酸性度であったり、塩分濃度などによっても計測値に影響が出る場合が考えられます。植物に水だけを与えて育てるのであれば問題はありませんが、必要に応じて肥料を与えることもあります。正確な値を知るためには、それによってどれほど変化が出るのかということも調べなければなりません。様々な条件下を想定して検証する必要があるため、根気がいる作業となります。理科の実験が好きだった方であれば、これらの作業を楽しく進めることができるでしょう。
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