土壌水分計の使い方って?

農作物や植物を育てているとき、土の表面は乾いていても中は水分が多すぎて、根腐れを起こしてしまったという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。このような場合は、土壌水分計を用いて適切に水分量を調節するのがおすすめです。 数的に水分量を管理することによって、健康状態の良い元気な野菜が育てられるようになります。使用方法も簡単なので、初心者でも手軽に挑戦することができるでしょう。 最近はオンライン上から専門機器を購入することが可能なので、付記されている説明を読み、それぞれの特性を見極めながら、自分の扱えるものを探してみましょう。

具体的な使い方をマスターしよう

ここでは土壌水分計の使用方法について紹介します。まず、事前に準備を行います。機器によってはあらかじめ水の中へ漬けておいたり、内部へ水を注ぐ必要のあるものもあったりするので、個々の使い方に合わせて準備をしておきます。 次に、測定位置へ設置をしますが、植物の根っこと同等の深さになるように、根の近くへセンサー部を刺し込みます。前もってどのあたりまで刺せばよいか印をつけておくと便利です。うまく刺すことができたら、測定ができるよう30分から1時間ほど待ちます。 そして、計測が終われば値を読みます。機器ごとに色が変化して値を示すものや、数字で示すもの、pF値という水分張力の値で示すものと表示方法が異なるので注意が必要です。示された値を参考に、植物にとって適切な水分量となるよう調整をしましょう。pF値で見る場合、植物がストレスなく育つことができるのは1.7から2.3の間とされています。生育段階などによってこの値は前後するので、詳しくはインターネットなどで検索をして調べてみましょう。

原理はどうなっているのか

このように使い方が簡単で便利な土壌水分計ですが、そもそもどのような原理で動くものなのでしょうか。テンシオメーター法と呼ばれるものは素焼きのカップを土中に埋めて計測をする方法で、中の水がどれだけ外部に吸引されるかによって水分量を測る仕組みです。この方法は定期的に水を補給する必要があります。 金属棒の先端にセンサーを取り付けたものがTDR法で、土中の誘電率が含まれる水分量に比例することを利用して計測を行います。TDR法は湿度によって値が左右されやすい点が特徴です。ADR法も同様の仕組みで計測を行いますが、誘電率を測る方法が少々異なるため、湿度の影響を受けにくくなっています。 原理を理解すると、より効率よく植物の状態を把握できるようになるでしょう。
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